週刊少年ジャンプ 2024年39号感想

ジャンプ感想
マンガ感想
表紙

最終決戦を迎える呪術廻戦の虎杖VS宿儺が表紙。
そういえば、虎杖の謎の腕は乙骨に食べさせた指を隠すためだったんだっけ?

呪術廻戦

乙骨が宿儺の術式をコピーするのに使ったのは、宿儺の指ではなく
術式が刻み込まれた虎杖の指というブラフ。
そして未使用であった最後の宿儺の指で打ち込まれるのは、なんと
生きていた釘崎の「共鳴り」

死んだ雰囲気で語られていた釘崎の生死だが、
やっぱり生きていた!!
「喜べ男子」「オッパッピーだよ馬鹿野郎!!」で
テンションマックスになる。
そりゃ、虎杖も涙浮かべて笑みを零すわな。

さらに、虎杖の初期技である「逕庭拳」による時間差攻撃を
ここでつかってくる激熱展開。

最後は「黒閃」でフィニッシュ!
流石にこれで最後だろうな・・・。

あと数話で終わるようだが、どのように風呂敷を
たたんでいくのか楽しみです。

あかね噺

志ぐま師匠の過去記事に「五百人殺し」という物騒な文字が。
落語会のトップ層で、人情噺の名手と謳われる志ぐま師匠の演目が
ついに披露される。

漫画で落語という動きが少ないものを表現するのは、以前から凄いなと
思っていましたが、
今回の志ぐま師匠の演目も表現が凄い。

「死神だよ…。」の見開きでは思わず鳥肌が立つ感じがした。

漫画そのもの演出、表現力がずば抜けて高い。
これがまだ始まったばかりでまだこれ以上の表現があるのかと思うと
楽しみで仕方がないですね。

火災報知器が鳴っている状態で独演会を続けるのはどうかと思うけど。

ONE PIECE

ビビとモルガンズ、ワポル達の様子。
モルガンズに啖呵を切るビビ良いですね。
なんだかんだでビビがかなりの重要人物になっているため、
このメンツの動向も目が離せません。
ワポルは大分腰が低く良いキャラになってますね。
モルガンズは元ロジャー海賊団の一員(Mr.モモラ)という噂もあるので
気になるキャラクターの一人。

戦桃丸は涙を浮かべながら離脱。こちらの動向が気になる。
扉絵シリーズになるかも・・・?

赤犬と黄猿との会話。
親友に手をかけることになってしまった黄猿の泣きながらの応えが辛い。
それに対してちゃんと謝る赤犬も人の心を無くしていない感じがして良い。

生き残ったペガパンクの一人「リリス」
概念的にはみんな死んでいないとのことだが、記憶や意識などが
保存されている的な感じで死んでないのかな?
とりあえず、ペガパンクを助けらずに落ち込んでいたルフィが元気になって良かった。

最後に出てきたエルバフいる人影は一体誰だろう?
双子岬でクロッカスと酒飲んでた編笠の男っていうのが濃厚そうだけど、
そもそもこの人物自体が謎だ。
火の傷の男説やらロジャー海賊団の一員とか色々と説がでているみたい。

SAKAMOTO DAYS

お金目的のODAREのおじいちゃん。
噛ませ的な雰囲気があったけど、めちゃくちゃ強い。

貧乏なため値段が高い銃弾ではなく、どこでも手に入る砂を弾にして攻撃するのも
キャラ立ちしていて良い。
あの威力を出力する為の燃料も高そうではあるが。

坂本さんの手持ちのカードとは一体?
身体能力が高さと咄嗟の判断力ぐらいしか浮かばないな。
それだけでも強いというのも魅力の一つだしね。

僕とロボコ

アカギのパロでスタートした麻雀回。
一般小中学生の読者は置いてけぼりなのでは。

前半はまとも(?)な麻雀を進めていたが、
後半からギアが入ったかのようにカオスな展開になっていく。

真っ当なことを言っていそうで、はちゃめちゃな終わり方だった。

悪祓士のキヨシくん

キヨシくんのカラー。
改めて見るとかなり厳つい恰好をしているね。

地獄門でアルバイトすることになる涅槃くんとジャック。
メインメンバー的な扱いになるのかな。

悪祓士ランクと祓える悪魔レベルの表は
呪術廻戦を思い出すな。敢えて被せてきているのかもしれない。

そして「最高位悪祓士(パラディンクロス)」を目指すことを
宣言するキヨシ君。
当面の目標が決まった感じだ。
キャラクターの横軸と物語の縦軸が広がっている。

悪魔の発生状況が異常な様子。
キヨシくんのお祖母ちゃんの話では
「悪魔の狂想曲(ブラックパレード)」というのが来るらしい。
物語の大目標の提示といった感じか。ストーリ展開が実に丁寧だ。

カグラバチ

神奈備で尋問?を受ける千紘君。
神奈備のメンバーも一癖二癖ありそうな雰囲気だ。

国獄温泉にいる妖刀の所有者は笠をかぶった人だったか。
女の子がいて温泉回があるかと期待しけど違ってた。

ハクリ君は能力が目覚めたばかりで酷使しているため、
今現在、能力を使うと鼻血を出して気絶してしまう様子。

高圧的に尋問する神奈備のメンバーだが、千紘君は冷静に対処する。
緋雪さんの援護もあり、優勢かと思ったが
モミ髭?なおっさんから「勝手な野郎」との評価。
そして、最終的には「お前を殺す」と結論付けてくる。
嫌な立ち回りをしてくるおっさんだ。
味方になったら頼りになるのかもしれんけど。

そんな中、国獄温泉が壊滅したとの報告が。
一つ一つイベント的に攻略していくのかと思ったけど、展開が早いな。

緊急事態ということもあり、神奈備と千紘君が協力(互いに利用)する
ことになり、千紘君達は所有者と合流して命を守るとうい指令が下る。

所有者である笠の人がどんな人物か分からないので、どうなるのか楽しみですね。

ウィッチウォッチ

新キャラで子役をやっているチャミーちゃんが登場。
倒れてくるカメラを止めるなど、魔法が使える様子。

自分で天才子役といったりと嫌な性格な子かと思ったけど、
ライバルの子も頑張っていると言ったり、
暴行を受けている人を助けたりと、
ちょっと闇を抱えながらも優しくて正義感が強い良い子だった。

そんなチャミーちゃんが、なんとニコの魔法の家庭教師に。
これは予想外な展開。

チャミーちゃんは召喚の魔法使いで魔神を操ることが出来るみたい。
子供同士、友達になってくれるといいけど、
ニコはいずれ元の年齢に戻るんだよなぁ…。
年が離れても友達って展開になるんだろうけど、ちょっと寂しくなりそう。

どくどく

「アオのハコ」の三浦先生と「仄見える少年」の松浦先生による
美術系のほんのり甘ずっぱい物語。

小宮山さん可愛らしい。
普段、無表情な子がふいに微笑むの良いですね。
丁寧口調なのも好印象。

主人公の吉田くんも感受性と表現が素敵。

匂いや音、光を感じるような作品でした。

キルアオ

次の敵である百目鬼と八剣の紹介回。
暴力的かつ危険度が高そうでいい感じにヘイトを溜めている。

デリカシーなしでセクハラな発言をする百目鬼と
「ノレンの良さは外見じゃねぇ」と啖呵をきる大狼の
対比が良いですね。

ひまてん!

元気可愛い系の新キャラの近衛さんが登場。
特に話のメインになるわけでなく、話を盛り上げる役っぽい?

相思相愛な様子の二人。
さっさと付き合ってしまえばいいのに、両方奥手なので
中々進展しない。
このデートを機に距離がもっと縮まるのかな?
吉野さんは現状、恋のキューピット的な立ち回り。
くしゃみしているけど、大丈夫かな?

デート用の私服な叶さん、めっちゃ可愛いね。

夜桜さんちの大作戦

激アツ四怨でコメントが大盛り上がり。
「何だコレ」コメントうける。
四怨の仕様書という名の落書き、可愛いね。

「解析」能力からバグの制御だけはなく、
バグを解き放ち「混沌」にすることが可能に。

歪んでいようとも愛情を感じている四。
なんだか可哀そうだけど、それぞれの大切な物のために
戦わないと駄目なんだな。
そういう戦いが多いので勝ってもあんまりスッキリしないのが
今回の戦いの難点だね。

鵺の陰陽師

皇隊長の重力攻撃にもびくともしない儡脊の結界。
そんな状態の皇隊長に「腕落ちたんじゃないスか?」と
突っ込む兵一さんと洋七くん。
緊迫した雰囲気でこういう冗談をいれてくるの良いですね。

令力を全然消費せずに耐える儡脊。底が見えない。
連行するのは無理で、このままでは全面戦争に突入する。
儡脊の目的は鵺さんの祭祀刀を壊すことのため、
離脱することを選択する。

それに気づいた儡脊は鏖の一体である「火車」を呼び出す。
鵺さんを除く鏖は封印されているはずなと驚く一同。

「次元泳統 火車」、めっちゃカッコイイ登場。
火車自体は有名どころの妖怪だけど、そんなに強いイメージは
なかった分、意外な選出だ。
頭上に浮かぶリングの描写がオシャレすぎて、初見時に火車モチーフと気づかなかった。

4人でもギリギリ持ちこたえれない攻撃。
祭祀刀諸共やられてしまうというところに
主人公の学郎登場。
ここで主人公を投入してピンチを脱するのは
王道ながらめちゃくちゃ熱くて良い展開だ。

事態の収束はまだまだ見れないが、どんな結末になるのだろうか。

逃げ上手の若君

顕家様をなんとか助けたいと抗う奥州の武士達と時行。
顕家様は反対に皆を逃がしたいと考える。
そこで、2本の矢を放つ。

一本目は時行に冠を届けるため、
二本目は音を響かせる鏑矢を空高く放つ。
その音により大気は震え、周囲の花達が一斉に咲き始める。

実際問題として出来る出来ないにかかわらず、
たわいない会話で話していた内容を実現させることで
納得感がある展開にするのが本当に上手い。

一斉に咲いた花により、顕家様の意を汲み取り退却する武士達。
そして、奮い立ち、すべてに決着をつけることを決意する時行。

悲しいながらも次に繋がる終わり方だ。

願いのアストロ

寅三兄さんの出現は不動兄弟の「因果の矢(カルマライン)」
によるものだった。
物だけでなく人も転送できるのは便利な能力だ。

念動力みたいな力で瓦礫を操る獅鷹。
寅三兄さんとヒバルのタッグで押し切ろうとする。

ヒバルは普段から10%程度の力で戦っている様子。
確かに始めはビル一棟を破壊する力だったもんな。
昏睡するリスクを考えれば、当然の使い方か。

他のみんなも能力を駆使して獅鷹に襲撃する。
能力バトルな要素が高まっていて面白いな。

100%の力を放とうとするヒバルと結構焦っている表情を見せる獅鷹。
いよいよ決着か?

アンデッドアンラック

UMA2体を使役し攻撃を仕掛けるルインだが、
ジーナの「不変」とビリーの「不公平」による「不変」で止められる。
殴られて痛々しい顔のジーナだが、チカラくんの目を潰されてご立腹の様子。

凶弾の右手袋を合わせた風子の右アッパーで吹き飛ばされるルイン。
筋斗雲にのってルインを引き離す。
「不死不運(アンデッドアンラック)が否定する!!」って
セリフ、タイトルも含めた感じでカッコイイね。

ビリーに耳で視る方法を教えてと頼むチカラくん。
目を潰されてもまだ皆の役に立とうとするチカラくんの
成長を感じる。
耳でも視ることができれば、かなりの強化になりそうだ。

筋斗雲を壊され日本に落とされる風子。
巨大な血の塊である凝血球を作りぶつけようとするルインだが、
凝血球を貫いて現れたのが真打、アンディ!

風子を抱えて、パーツバレットを打ち出そうとしながら
「ただいま」というのカッコよすぎる。

着地のシーンの五点着地が以前、アンディがやろうとして
失敗したやつだったり、
再会した場所が、前回のループで始めてであった場所だったり、
1話で出てきたモブのおじいちゃん達がいたり、
クロちゃんが涙浮かべて喜んでたりと
アンデラファンが喜ぶ要素がたっぷり回でしたね。

超巡!超条先輩

テレビ出演を依頼される超条先輩。
イメージアップを目的としており、署長達からも許可されている様子。
美少女巡査に嬉しそうにする一本木さん可愛いね。
その後、ちょいちょい調子に乗るのも可愛い。

しかし、実際の勤務状況はいたって地味。
早々には、画面映えしそうな展開は訪れない。

そこで、テレビらしく演出を組み込もうとするディレクター。
超能力でオセロをすべて黒にひっくり返して
「ヤツは犯人(クロ)だ!!」というのは演出としてはカッコいいね。

その後の演出はハチャメチャな感じになってしまったけど、
なんとか撮影は終了し、撤収する撮影スタッフ。
そこに逃走中のトラックが撮影スタッフを目掛けて突進くる。
超条先輩の超能力で間一髪止めることが出来て、
お礼とレアなシーンが撮影できずに謝るディレクターだが、
超条先輩に良い感じのことを言われて良い番組にすることを決意する。

放送後、子供達のお笑いのネタにされるがイメージアップには
繋がった様子で良かった。

極東ネクロマンス

呼吸も脈もない薫に心臓マッサージを行う耀司。
しかし、魂が砕けてしまったので、意味がない。

そこに自分の魂を生贄にして「死者蘇生」を提案する龍司。
その目的は耀司に死ぬまで憂鬱にさせ苦しめること。
色々と屈折しているなぁ。

それに対して、憂鬱は人生を彩る苦みと答える耀司。
二十四節季も併せて風流というか達観しているというか。
会話一つ一つなんか味わい深い。

そうして、死者蘇生される無事に助け出される薫。
日常に戻り普段通りに登校するが、そこに現れたのは
チタリによく似た女性。
最終回が近いのに急展開だが、一体どうなる?

さいくるびより

ことねちゃんの母親が目覚めない原因を探るもあちゃん。
分身で増えていて看護師さんがビックリしている。

一方、ことねちゃん達は中間試験に向けての勉強中。
頭なの中を覗いて、頭が良い人がどう考えているのか見てみたいという
ねむる君に、「できるわよ!!」ときょーこさん。

手を繋いだ人も頭の中を読むことができること。
最近分かったってことは、最近人と手を繋ぐ機会があったということですね。
早速、ことねちゃんが問題を解いているところを覗いてみるが、
頭の回転が早くて全然参考にならない結果に。
逆にことねちゃんがぬむる君の頭を読んで、理解していないところを
把握することに。
これは良い勉強法ですね。

ねむる君の頭を読んだ結果、熟語の意味を正しく覚えていないことが
判明する。
熟語は正しく覚えてないと、問題が解けないもんね。

熟語の単語をしっかり覚えたおかげでテストの点数が上がった模様。

ここまでが前ぶり。丁寧な展開の広げ方だ。

頭の中を覗くことで、ことねちゃんのお母さんが昏睡している原因を
解明したもあちゃん。
昏睡している原因はお母さん自体のサイクによるものだったらしい。

お母さんを起こすヒントを探る為に、ことねちゃんに夢を読んで欲しいとのこと。
きょーこさんと手を繋ぎ、お母さんの夢を読もうとしたところ、
ことねちゃんの意識が飛んで、なんとお母さんの夢の世界に。

お母さんのサイクの力と読心の力が合わさった結果なのか…?

妖怪バスター村上

学園総大将を目指すために四天王を倒そうとする村上君達。
次の相手はドラゴンとのこと。妖怪といえば妖怪か。

おどろおどろしいイメージだったが、実際に出てきたのは白いイルカ。
色々とドラゴンっぽい要素を出してくるが、イルカっぽい要素もいっぱいだしてくる。
のらりくらりと突っ込みを躱すので、村上君とは相性が悪そう。

メリーさんにザクザク捌かれてもピンピンしているところを見ると、
ドラゴンらしい生命力があるっぽい。

村上君を言霊使いと言うドラゴン。確かに、それぐらいの力は持っていそうだ。
言霊使いのイメージに空也上人を出すの良いですね。

干支の順番をきめるかっけこで牛に負けていることを突っ込み何とか勝利。
最初ピンときていなかったので、やっぱりこいつはドラゴンじゃなくてイルカかな。

村上君の言霊による攻撃が耳栓で防がれ、村上君でも負けることが分かった
紅院君は、自ら総大将になることを目指すことを決意する。

能力開示とか覚悟の決めるところとかは実に少年漫画っぽい展開。
ギャグも悪くないのでこのまま続いて欲しいけど、どうなるかな。

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